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2017年02月26日

ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係2 (楽々合格国家資格試験ノベルズ(WEB限定版))





ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係2 (楽々合格国家資格試験ノベルズ(WEB限定版))


宅建士資格を有するプロ小説家が執筆。ラブコメ風ライトノベル小説を読む感覚で、宅建士試験の勉強ができてしまう画期的なテキストが登場!楽しく学んで楽々合格しよう!


●ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキストとは?

本書は、宅建士(宅地建物取引士)資格試験の基本テキストです。

一般的な資格スクールのテキストとは違い、全文が小説形式で記されています。ライトノベル小説を読む感覚で、宅建士試験の勉強ができてしまうという画期的なテキストです。

入門書ではありません。宅建士試験で問われる項目はすべて網羅しており、一部は、司法書士試験、不動産鑑定士試験レベルの内容も含んでいます。
シリーズを全巻読破すれば、宅建士試験に楽々合格できるレベルの知識が身に付きます。
初めて宅建の勉強をする方はもちろんのこと、一通り勉強した中上級者の方が、試験内容をサラッと再確認するのにも役立ちます。

通勤時間や待機時間に、資格スクールのテキストをめくっても、集中できなくて、内容が頭に入ってこない。という悩みを抱えている方も多いと思います。
でも、ライトノベル小説ならすんなりと読めるのでは?

既にお持ちの資格スクールのテキストや過去問と併用してお読みいただくことで、より一層、内容を理解することができますよ。


●権利関係2のあらすじ

 不動産王宅本健一の遺産を相続し、不動産会社宅本・オーガナイゼーションの会長兼社長となった宅本建太郎は、元アイドルで恋人の司法書士桜咲胡桃に司法書士事務所を畳んで自分の妻になってほしいと願い出るが、胡桃に、きっぱり断られる。
 胡桃の事務所には、今日もクライアントがたくさん訪れる。大半は、アイドル時代のファンなので、建太郎は気が気でない。
 そんな中、かねてより宅本健一の遺産を狙っていた暴力団成金組が不穏な動きを見せる。建太郎の恋人である胡桃を誘拐しようと企んだのだ。


・主な登場人物

宅本建太郎
桜咲司法書士事務所補助者。宅建資格の勉強中。ひょんなことから伯父不動産王 宅本健一の莫大な遺産を相続することになる。『株式会社 宅本・オーガナイゼーション』の二代目会長兼社長に就任。

桜咲胡桃
宅建士。司法書士。桜咲司法書士事務所所長。宅本建太郎の上司にして恋人。元アイドルで可愛い顔立ちに、小柄ながらもB90 W60 H86と素晴らしいボディの持ち主。

杏咲琴美
宅建士。『株式会社 宅本・オーガナイゼーション』の社員。大人の女性の魅力にあふれている美人秘書。後に宅本建太郎の専属秘書になる。

不動産王 宅本健一
『株式会社 宅本・オーガナイゼーション』の初代会長兼社長。父親から受け継いだ不動産業を発展させ、多数の不動産を保有し、その資産の総額は数千億円にも達すると言われている。政界にも進出し、一時は都知事に選ばれるかというところまで行ったが、失言のオンパレードが災いして、都知事の座を逃した。暴力団の陰謀により殺害されてしまう。


●法改正対応表
このテキストは以下の法改正に対応しています。
民法:平成二八年六月七日法律第七一号
民事執行法:平成二五年一二月一一日法律第九六号
借地借家法:平成二三年五月二五日法律第五三号
不動産登記法:平成二八年五月二七日法律第五一号
労働基準法:平成二七年五月二九日法律第三一号


●著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大滝 七夕
法学部在学中に行政書士、宅建等の資格を取得し、卒業後は、行政書士事務所、法律事務所等に勤務する傍ら、法律雑誌の記事や小説を執筆し、作家デビュー。法律知識と実務経験をもとにしたリーガルサスペンスを中心に、ファンタジーや武侠小説などを執筆している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


(冒頭部抜粋)

 ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 権利関係2

                            大滝七夕

 第六章

 桜咲胡桃の司法書士事務所は、不動産登記業務がメインの事務所であるが、時として、不動産取引に関するトラブルの相談が舞い込むこともある。
 胡桃が、持ち込まれる案件を拒むことは基本的にない。
「どんな案件だろうと、相談していただけるのは、ありがたいことなのよ。それに、私にとっても勉強になるし、断る理由はないわ」
 というのが胡桃の口癖。だけど、宅本建太郎はそんな胡桃の姿勢に、危険を感じることもある。
「胡桃はさあ、元アイドルだということを自覚しているよね?」
「それがどうかした?」
「今は、司法書士というお堅い仕事をしていても、過去は消せないんだぜ?」
 胡桃は今でこそ司法書士であるが、十代から二十代の前半までは、TKB59(宅建の勉強、頑張ろう!めざせ、合格!(Ta Kken no Benkyu ganbaro mezase 5uka9))というアイドルグループに属して、活躍していた。グループのエースとして活躍する一方で、大学にも通い、司法書士事務所でのアルバイトも経験。司法書士試験にも合格すると、アイドルをスパッと引退して司法書士事務所を開業したのだ。
「過去を消す?どうしてそんな発想になるのかしら?私は、アイドルとして活動していた十代から二十代前半のことは、一生の思い出として大切にしたいと思っているわ。だって、TKB総選挙で一位を取ることは、誰でも経験できることではないでしょ」
 胡桃が首を傾げると、建太郎は、
「そういう意味じゃないよ。黒歴史とかじゃなくてさ。あまりに輝かしすぎる経歴だから、今でも、胡桃は有名すぎるんだよ。芸能界を完全に引退した今でも、元TKBの桜咲胡桃と言えば、誰だって分かるじゃん。事務所の仕事だってさあ、元TKBの桜咲胡桃が経営しているからという理由で、依頼してくるクライアントが多いことを自覚している?」
「もちろん承知しているわ。事務所の看板とか名刺に、『元TKBの桜咲胡桃』と打ち出してはいないけど、 確かに、クライアントのほとんどはそうと気づいてくれる。私が、順調に事務所を経営していられるのも『元TKBの桜咲胡桃』という経歴によるところが大きいのは自覚しているわ。でも、それこそが、TKBブランドの本当の活かし方だって、民村プロデューサーもおっしゃっていたわ」
「それはそうかもしれないけどさあ……。誰彼問わず、相談に乗るのは危ないぜ?アイドルの時は、『会いに行けるアイドル』だったわけだけど、今の胡桃は、一般人なわけで、『誰でも付き合える元アイドル』なわけじゃん。アイドルの時は、握手会でもコンサートでも、警備員が護衛してくれていたけど、今はそうはいかない。中にはよからぬことを企む奴がいるかもしれない」
「まあ……。そういう意味で、私のことを心配してくれているのね?」
「そうだよ。俺の胡桃に何かあったらどうしようって、心配でたまらないさ」
「だったら、建太郎が私の護衛をしてくれればいいのよ。建太郎は私のことを守ってくれるでしょ?」
「もちろんさ。だけど俺は今や、宅本・オーガナイゼーションの会長兼社長の座にあるし……」
「何が言いたいわけ?はっきり言って?」
「つまり……。ええっい!胡桃!司法書士事務所を畳んで俺の妻になってくれ!」

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