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2017年05月08日

ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 法令上の制限1 (楽々合格国家資格試験ノベルズ(WEB限定版))




ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 法令上の制限1 (楽々合格国家資格試験ノベルズ(WEB限定版))


宅建士資格を有するプロ小説家が執筆。厄介で分かりにくい都市計画法等の法令上の制限だって、ラブコメ風ライトノベル小説で学べば、楽々理解できて、暗記できる!


●ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキストとは?

本書は、宅建士(宅地建物取引士)資格試験の基本テキストです。

一般的な資格スクールのテキストとは違い、全文が小説形式で記されています。ライトノベル小説を読む感覚で、宅建士試験の勉強ができてしまうという画期的なテキストです。

入門書ではありません。宅建士試験で問われる項目はすべて網羅しており、一部は、司法書士試験、不動産鑑定士試験レベルの内容も含んでいます。
シリーズを全巻読破すれば、宅建士試験に楽々合格できるレベルの知識が身に付きます。
初めて宅建の勉強をする方はもちろんのこと、一通り勉強した中上級者の方が、試験内容をサラッと再確認するのにも役立ちます。

通勤時間や待機時間に、資格スクールのテキストをめくっても、集中できなくて、内容が頭に入ってこない。という悩みを抱えている方も多いと思います。
でも、ライトノベル小説ならすんなりと読めるのでは?

既にお持ちの資格スクールのテキストや過去問と併用してお読みいただくことで、より一層、内容を理解することができますよ。


●法令上の制限の勉強方法

法令上の制限では、細かくて長大な条文がうんざりするほど出てきます。本テキストでも、条文を多数引用しています。
条文の原文は、サラッと目を通すだけで構いません(最初に読む時は、無理して読もうとせず、飛ばしてください)。覚えるべきキーワードは、会話文の中で強調していますから、それだけを頭に叩き込めば十分です。


●法令上の制限1のあらすじ

 東木四兄弟から、廃村『東木の隠れ里』の土地を取得した宅本建太郎は、桃源郷をイメージしたリゾート開発を計画するが、宅本・オーガナイゼーションの重役陣は、そろって反対する。
 それでも、東木の隠れ里開発計画を諦められない建太郎は、司法書士桜咲胡桃、秘書の杏咲琴美ら少数のスタッフと共に、計画を進めることに。だが、都市計画法、国土利用計画法、農地法、土地区画整理法、宅地造成規制法といった、様々な法規制をクリアしなければならないことが判明。一つ一つ乗り越えながら、計画を進めてゆくが……。


・主な登場人物

宅本建太郎
桜咲司法書士事務所補助者。宅建資格の勉強中。ひょんなことから伯父不動産王 宅本健一の莫大な遺産を相続することになる。『株式会社 宅本・オーガナイゼーション』の二代目会長兼社長に就任。

桜咲胡桃
宅建士。司法書士。桜咲司法書士事務所所長。宅本建太郎の上司にして恋人。元アイドルで可愛い顔立ちに、小柄ながらもB90 W60 H86と素晴らしいボディの持ち主。

杏咲琴美
宅建士。『株式会社 宅本・オーガナイゼーション』の社員。大人の女性の魅力にあふれている美人秘書。後に宅本建太郎の専属秘書になる。

不動産王 宅本健一
『株式会社 宅本・オーガナイゼーション』の初代会長兼社長。父親から受け継いだ不動産業を発展させ、多数の不動産を保有し、その資産の総額は数千億円にも達すると言われている。政界にも進出し、一時は都知事に選ばれるかというところまで行ったが、失言のオンパレードが災いして、都知事の座を逃した。暴力団の陰謀により殺害されてしまう。


●法改正対応表
このテキストは以下の法改正に対応しています。
国土利用計画法:平成二六年六月一三日法律第六九号
国土利用計画法施行令:平成二七年一一月二六日政令第三九二号
民法:平成二八年六月七日法律第七一号
農地法:平成二七年九月四日法律第六三号
農業委員会等に関する法律:平成二八年四月一一日法律第二四号
農地法施行規則:平成二八年九月二〇日農林水産省令第五七号
土地区画整理法:平成二八年六月七日法律第七二号
土地区画整理法施行令:平成二八年二月一七日政令第四三号
宅地造成等規制法:平成二六年五月三〇日法律第四二号
宅地造成等規制法施行令:平成二七年一月三〇日政令第三〇号
都市計画法:平成二八年六月七日法律第七二号
建築基準法:平成二八年六月七日法律第七二号
都市再開発法:平成二八年六月七日法律第七二号
風致地区内における建築等の規制に係る条例の制定に関する基準を定める政令:平成二三年一一月二八日政令第三六三号
都市計画法施行令:平成二八年一二月二六日政令第三九二号
都市計画法施行規則:平成二八年三月三一日国土交通省令第二六号
行政事件訴訟法:平成二八年一一月二八日法律第八九号
密集市街地における防災街区の整備の促進に関する法律:平成二八年六月七日法律第七二号
地域における歴史的風致の維持及び向上に関する法律:平成二六年六月一三日法律第六九号
幹線道路の沿道の整備に関する法律:平成二六年五月三〇日法律第四二号
集落地域整備法:平成二三年八月三〇日法律第一〇五号
自然公園法:平成二六年六月一三日法律第六九号
都市緑地法:平成二六年六月一三日法律第六九号
生産緑地法:平成二三年八月三〇日法律第一〇五号
津波防災地域づくりに関する法律:平成二六年五月三〇日法律第四二号
津波防災地域づくりに関する法律施行令:平成二七年一二月一六日政令第四二一号
地すべり等防止法:平成二六年六月一三日法律第六九号
急傾斜地の崩壊による災害の防止に関する法律:平成一七年七月六日法律第八二号
土砂災害警戒区域等における土砂災害防止対策の推進に関する法律:平成二六年一一月一九日法律第一〇九号
森林法:平成二八年五月二〇日法律第四七号
土壌汚染対策法:平成二六年六月四日法律第五一号
公有地の拡大の推進に関する法律:平成二八年四月二〇日法律第三〇号
道路法:平成二八年三月三一日法律第一九号
河川法:平成二七年五月二〇日法律第二二号
海岸法:平成二六年六月一三日法律第六九号
港湾法:平成二八年五月二〇日法律第四五号
文化財保護法:平成二六年六月一三日法律第六九号
東日本大震災復興特別区域法:平成二八年五月二〇日法律第四七号
大規模災害からの復興に関する法律:平成二八年五月二〇日法律第四七号


●著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
大滝 七夕
法学部在学中に行政書士、宅建等の資格を取得し、卒業後は、行政書士事務所、法律事務所等に勤務する傍ら、法律雑誌の記事や小説を執筆し、作家デビュー。法律知識と実務経験をもとにしたリーガルサスペンスを中心に、ファンタジーや武侠小説などを執筆している。(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

(冒頭部抜粋)


 ライトノベル小説で学ぶ宅建士試験基本テキスト 法令上の制限1

                         大滝七夕

 ※法令上の制限の勉強方法について

 法令上の制限では、細かくて長大な条文がうんざりするほど出てきます。本テキストでも、条文を多数引用しています。
 条文の原文は、サラッと目を通すだけで構いません(最初に読む時は、無理して読もうとせず、飛ばしてください)。覚えるべきキーワードは、会話文の中で強調していますから、それだけを頭に叩き込めば十分です。

 第十六章

「東木の隠れ里リゾート開発プロジェクトですか……」
「そうです。現代版桃源郷ともいうべき、秘境のような廃村をリゾート地にして、たくさんの人を呼び込む計画です。廃村を再生して、地方創生に貢献しようという目的もあります」
 宅本建太郎は、安土光秀副社長ら、宅本・オーガナイゼーションの首脳陣を前にして、自身にとって人生で初めての開発プロジェクトのプレゼンテーションを行っていた。
 建太郎の背後のスクリーンには、様々なデータが映し出されていた。東木の隠れ里の位置や交通の便、周辺の環境や気候等が、見やすくまとめられている。
 もちろん、それらのデータの整理は建太郎一人の手でやったわけではなく、宅本建太郎の秘書である杏咲琴美らが、情報収集と情報分析したものだ。
 建太郎自身は、大まかな構想を打ち出しただけで、詳細な計画はすべて、琴美たちが練ってくれた。今だって、読んでいる原稿は、琴美が用意してくれたものだ。建太郎が独力でこんな計画を打ち出そうとしても、宅本・オーガナイゼーションの首脳陣には、鼻先で笑われていたに違いない。
 建太郎が一通り、計画をぶちまけると、安土副社長らは、うーむ……。と唸って考え込んだ。
 彼らに受け入れられたのだろうか。この計画が受け入れられるかどうか。が、建太郎が宅本・オーガナイゼーションの会長兼社長として受け入れられるかどうかの第一歩と言ってよい。
 とりあえずは、会長兼社長の座についているものの、会社の実質的な経営は、安土副社長ら首脳陣が行っており、建太郎はお飾りにすぎなかった。
 一日も早く、本当の会長兼社長として認めてもらいたいと思っている。
 建太郎が一通りの演説を終えた後で、真っ先に口を開いたのは、安土副社長だった。
「まず、この計画がうまくいくとは思えません。確実に失敗するでしょうな」
「へっ……?」
 真っ先に味方をしてくれるものと思っていた安土副社長が、いきなり、否定の意を示した。それも、厳しい顔で、建太郎が配った資料の束を放り捨てるように机にバチン!と叩きつけながら。
「こんな甘い計画で突っ走るようでは、会社を傾けてしまいますよ。私は反対です。それでもやりたいというのであれば、建太郎会長には、ご自身の進退をかけていただきたいと思います」
「えっ……?」
「もしも、この計画が失敗したら、会長兼社長の座を下りていただくということです。その覚悟がないのならば、計画は直ちに中止していただきたい」
 安土副社長のみならず、他の首脳陣も一様に固い表情でうなずいた。

 ※

「まさか、反対されるとは思わなかったよ……」
「そうですか?反対されるのがデフォルトだと思いますけど?」
 社長室に戻った建太郎が項垂れると、琴美がさも当然の如く、そう言ってのける。
「むしろ、首脳陣が全員、賛成、賛成と煽てていたのでは、会社の経営を傾けてしまいますよ。シビアに計画を見つめることができなければ、首脳陣失格です」
「そうかな……?」
 と建太郎が首を傾げると、傍らに腕を組んで立っていた桜咲胡桃もあっけらかんとして言う。
「当然よ。それに、安土副社長が、なんで、建太郎の計画に反対したのか、考えてみなさいよね」
「なんでって……。計画がお粗末だからだろ?」
「違うわ。建太郎に箔をつけるためだって分からないのかしら?」
「俺に箔をつける?」

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